[SIJ: 21514] 有無の一坐蓼科高原夏合宿~道即是空相聞円坐 ご案内

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2021年 7月 3日 (土) 18:07:47 JST


皆様へ。

標記合宿をお知らせいたします。

有無の一坐の「ファン」として各地への出稽古に毎回東京からご参加くださっている
金子実千枝さんが、とうとう一坐の松岡弘子とダブルスを組んで円坐舞台を挙行する
運びになりました。
その名のりは「道即是空相聞円坐」。
みっちーこと金子実千枝さんと僕は沖縄無人島キャンプで出会ったのがなれ初めでした。
まるでハチドリみたいな高速回転で言葉や所作を繰り出す天性の前衛プレイヤーです。

吉祥寺で初めて円坐を体験し、
「膝まで円坐に浸かったけどこれ以上はやばいからここまでにしときます」
と言っておられたのでしたが、縁坐影舞の舞台に出遭って思わずラケットを振るい、
全身全霊で受け取ってしまわれたのでした。

「わたしは影舞を観るだけでいいんです」と撮り続けた写真が数万枚。
延々と見直し、編集してくださって写真を通した影舞舞台の魅力を我々に教えてくださいました。
そのうち自然の成り行きで舞台にも出ていただくようになり、
福井の一滴文庫劇場パフォーマンスでは黄金色のドレスで光彩を放ち、
ひとひろ(仁美弘子)コンビの新世界ドサ廻り舞台では浮浪者の方が正座し拝みながら
彼女の影舞を観てくださったのでした。
関ヶ原古戦場円坐では眼光語気鋭く問答影舞を仕合ってみせ、
並み居る各地の円坐武将たちを瞠目させました。
大阪十三での縁坐舞台劇場上映で多くの場面にその姿を映しておられたのも
もはや当然のことであったのです。
みっちーはいつのまにか有無の一坐の舞台に「つきもの」と言ってよい存在になっていました。

「人に会う」「人と対峙する」という顕幽にまたがる魂のテニスコートでラケットを掲げて仁王立ち、
我々有無の一坐に有無を言わせなかった孤高の縁坐影舞前衛プレイヤーです。

蓼科高原での夏合宿。残席1名ですが良縁慶賀のご案内とさせていただきます。

          有無の一坐後衛専門  橋本久仁彦(Sw.Deva Premi)


みなさま

このたび、
有無の一坐生粋のファンとして昨年より、
有無の一坐の出稽古に参加し続けている、
金子実千枝さんのお誕生日を言祝ぎまして、
信州に住むわたしの古い友人のつてで信州蓼科高原にて、
「有無の一坐の夏合宿!」が、できることになりました。

金子実千枝さんは、日頃皆んなから、
みっちーと呼ばれ親しまれています。

彼女はとても小柄ですが、
中学生の時テニスで全国大会三位まで、
勝ち進んだ最強の前衛プレイヤーです。

その後、テニスは、
大学や実業団など、
第一線で続けることはきっぱりやめて、
テニスの仲間やライバルとは違う道に進んだそうです。

ところが、プレイヤー金子実千枝さんは、
いまもずっとコートに立ち続けています。

みっちーに一度会ったら、
人と話す時のみっちーの素早い動きと、
一気に話しながら迫ってくる気迫とで、
目の前の相手に鮮烈な印象を残します。

それでいて、彼女の態度は礼儀正しく、
他人の領域には土足で踏み入りません。

みっちーには、
コミュニケーションを成立させるための緩衝材がない代わり、
みっちーの打ち出す直球や変化球は一斉に飛んでくるのです。

ちいさなからだから、
打ち出され打ち返してくる言葉は、まさにテニスの前衛です。


みっちーは、
この案内文がより純度あるようにという願いから、
わたしとの間で丁寧に言葉でやりとりも重ねてくださいました。

一年前の六月四日開催、
「ひろきみちへ ~ 石切有無の坐 円坐影舞」での出来事と景色を、
みっちーは、以下言葉にしてくださいました。

「くにちゃんと悠くんの未ニ観影舞と美佐子さんとひろさんの未ニ観影舞をみた後の円坐の中で、
私へのデモとして先にみせて貰ったと記憶にあるのですが、私は、未ニ観影舞を出来ずに、
悠くんの姿から、悠くんに、あきらめ、明らかにすること、明け渡すとか言う様な事を、
悠くんに問い掛けた時に、私の中では、テニスがある部分では汚点、封印してたのに、
その時に皆さんに話をきいてもらう中で、悠くんが、みっちーはまだコートから降りてないんだよ。
とももう、一年前に言われた。

テニスを閉じてしまったから、そんな事を言われて、大混乱だった記憶があります。」

と。

ところが、
悠君の言葉とわたしの言葉は、
表面的な出所は違うのですが、
地下では同じ水脈の流れであったというのが、
次のみっちーの言葉から、
吹き上げるような衝撃的感触があって、ビックリしました。

「テニスを閉じてしまったから、そんな事を言われて、大混乱だった記憶があります。
でもでも、そこから来てて、やっと今年の4月の有無連円坐にて、くぅに、正面から
みっちーをみる、触れに行って良いのか、互いの18番ホール目指してラウンドに出る事を決め、
動きだす、歩き始めた所。

(この有無の一坐の夏合宿!~道即是空相聞円坐~ の) ご案内の確認で、メール始めたのに、こんな色々と出てくるとは。」

あともう一つ。

ふたたび、
テニスを通じて、大切な家族とのふれあいが、
みっちーにあるということをあらためて知り、
わたしは、胸が高鳴り、全身が熱くなりました。

みっちーは、
人生で一番辛かった時期に、
最強の後衛プレイヤーを育てました。

本当に、金子実千枝さんという人は、
人間みっちーは、凄いと思いました。

「今、改めて、私は、封印していたテニスに相当、助けられていますね。」と。

そんなみっちーが、先日、お誕生日を迎えられ、
未二観玉手箱のレビューのために来阪くださり、
京都東寺にて撮影した未二観の映像音源を元に、
渾身の分厚い逐語逐音録を作って来て、
15分間の未二観が分厚い舞台本になり、
その一冊を、わたしは手渡されました。

(実は、映像音源はもう一つ別のアングルもあり、
そのアングルからの分厚い逐語逐音録もいただき、
そのみっちーの前傾姿勢にただただ驚きました。)

さっそく手渡された台本をひらき、
車の中で、ふたり並んで、映像音源を聞きました。

音連れる言葉をふたりで、
辿る。

すると・・
それまで、別々の感覚器官として機能し、音を聞いてきた、
「みっちーの耳」とか「くぅの耳」という構えがなくなり、
「みっちーくぅ」という一つの「 みとみ = 耳」になって、
音が音を消しあい、音として音が聞こえあい、
あらためて、言葉が、そのまま入ってきます。

まるで、周囲の音が、お囃子のように影響し、
歌となって出た声が言葉として荘厳されます。


それはそれは、あっという間の3時間でした。


さて、
有無の一坐の本拠地大阪とみっちーの住む東京の間で、
八月八日「蓼科高原 夏合宿! ~道即是空 相聞円坐~」
と題しまして円坐舞台をさせていただけることになり、
坐衆の方を若干名募集させていただきたいと思います。

円坐の会場も宿泊場所も、予め決定はしていませんが、
それでもわたしたちと夏合宿します、という方を数名、
募集いたします。

関心のある方は、いちど、お問い合わせくださいませ。

蓼科高原有無の一坐の夏合宿!
ご参戦をお待ちしております。


有無の一坐 松岡弘子


・・・


ご案内文を読んで下さる皆様ヘ


有無の一坐のファンとして、出稽古に同行、有無の一坐の皆さんとの道行きに
昨年からご一緒させて頂いてる金子実千枝です。


6月の誕生日の翌日に、くぅこと、松岡弘子さんに未ニ観玉手箱のレビューをお願いし西に参りました。
とんでもないことが起こりました。

「耳」の存在、守人松岡弘子さんのレビューの中で、隣りにくぅが坐っていることで
くぅを感じる中で、起こる新たな聴こえに驚きました。

私は、昨年、初めてくぅとの未ニ観玉手箱を行い、逐語記録台本を仕上げました。
逐語記録を仕上げる事がこんなにも大変な事だとは、思いませんでした。

しかし、「‘’君は舞台‘’の舞台の景色って、もしかして、こんな風なことなのかな?」って、
未ニ観もレビューも、知らない、分からないながらも、未ニ観の映像音源をただひたすら
観続けていたら、琵琶湖の景色が一変して、私にとり琵琶湖の存在が、全く変ったのに驚きました。


私は、2019年12月22日、イブイブ円坐の日に、初めて生のくぅを見ました。
円坐の時は、殆ど、直接言葉を交わした記憶がありません。

しかし、イブイブ円坐の最後に終わりの言葉の中で、私は「今日は帰ります。そして母、傘寿の日に
大山崎の地で、母に誕生日おめでとう。と言う為に、参加したのかも‥。」と。
このイブイブ円坐は、その後の道行きでも、ここがあったからと折に触れ表れます。
母の旧姓は、山崎。

守人橋本悠氏、守人松岡弘子氏に会いに行ったイブイブ円坐だと思っていたのに、
全く予想もしていなかった。母が出て来るとは‥‥。

私は、有無の一坐坐長橋本久仁彦氏の影舞を観たくて、吉祥寺の円坐に初参加しました。
くにちゃんの影舞は見れず、初めての円坐は、橋本悠くんと私が影舞をすると言う、これまた衝撃的な
有無の一坐のファンとなってしまうきっかけの円坐でした。

お辞儀、指先・所作の美しさ、そして包まれてしまった感覚は忘れられません。

私は、有無の一坐の【縁坐舞台】を観ることに相当のエネルギーを注ぎ過ごしていました。
私は影舞は観るものだと思っています。(いましたが‥‥。)

くぅとの未ニ観は、何故か未ニ観がどんなものか分からなくても、やりたい!と思ってしまい
挑んでみたらホントにシンドイのに、関ヶ原の仕合いをずっとしているみたいな所があるのに、
最後には予想だしない、「えぇ〜、こんなにも奮わされてしまうとは‥」ってような事が起こります。


そして、未ニ観玉手箱第2段のレビュー後に、今回も耳の話だけでは無くて、
「記念に49歳のお誕生日を言祝ぐ、【道即是空 相聞円坐】でもやりましょうか!」とのご提案が届く。


私との間のくぅは、ホントにいつも、毎回、驚きと揺れと、眼が離せない。
その姿に魅了されてしまう、良くも悪くもふるわされてしまい、大興奮と同じ位にビビります。

キャー、ファン最高!素敵!!って、ファン心理で叫びまくると同時に、
あ、やばい、私やってしまったかも!!って、ズシンって、からだに響いてくるものがあります。 


くぅから

・日程候補をまずは決めること。

・みっちーの気持ちやタイミングに合わせません。

・みっちーとやるならやるし、みっちーとやらないならやらないだけ。


私は、ホントにいつも、ぐあーって自分の内側で大きく渦が巻き起こります。
そして、その渦まいてるものをわぁーって、出すと、最後には、もう、やる、行くしかないと
結果なるのですが、毎回、ホントにこの湧き起こる圧に翻弄されています。


私は、くぅを前にすると、ドキドキします。でも、隣りでただ坐っていると静かにもなります。
私は、くぅからの便りを何度も何度も読み返してしまいます。

私は、くぅの姿を、影舞う、眼の前にする人に向かう、真剣に相対する眼差し、
眼の前にいる人との間柄が、映し出される様な姿、影舞を、縁坐舞台を観ると、魂が振るえてしまいます。


この度、松岡弘子さんによって、49歳の誕生日を言祝ぐ、
「道即空是 相聞円坐」の調整をととのえて頂きまして、

8月8日に信州藁科高原にて「有無の一坐夏合宿!」が
出来る運びとなりました。

有無の一坐坐長始めとする、皆様方、本当にありがとうございます。


私は、松岡弘子さんと、互いの18番ホール目指してグランドに立ち、
私は、みえないラケットを手にしてコートに立つことを決め、動き始めました。

まだまだやっと始まったばかりです。

私が、くぅを観るだけでは、無くて、

くぅに触れられ、観られ、眼差される中での、私が、くぅを眼差していく、ラウンドです。


どうなるか分かりません。


有無の一坐の方々だけでなく、この夏合宿に関心を寄せて下さる方、
8月8日、この私の生の姿で、皆様を前にした私の姿と、有無の一坐夏合宿にて、
ご一緒させてさせて頂きたいです。どうぞ、宜しくお願いいたします。


金子実千枝


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日時 2021年 8月8日 (日)~9日 (祝)
場所 長野県 茅野市 蓼科高原
会場 地元の山荘もしくは民泊・公民館等
申込 soumon.enza @ gmail.com 松岡 弘子
会費 二万円(詳細お問い合わせください)
主催 有無の一坐



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