[SIJ: 21394] きくみるはなす大阪高槻影舞縁坐舞台端午の節句「様の祭り」第二幕ご案内

premi ptproduce @ bca.bai.ne.jp
2021年 5月 1日 (土) 02:12:01 JST


皆様へ。



来週5月5日の端午の節句に大阪高槻市で影舞縁坐舞台「様(さま)の祭り」の第二幕
を開催いたします。

前回第一幕の様の祭りも同じく高槻『南風楽天』の舞台にて、各地からおいでくだ
さった舞方連中が、

それぞれの影舞縁坐舞台を発表してくださいました。

あの時の皆さまの舞台上で仕合う影の様、影向は今もありありと目に浮かびます。



影舞縁坐舞台では、日ごろよく知っているはずのその人が、

思いがけぬ新鮮な「在り様」とともに我々の眼前に還ってきます。

そのとき、その方は観客席の我々という「他者」の眼差しに照らされて輝いていま
す。

しかし我々の方では「我々が照らしている」という自覚を持つことができません。

我々はただ舞台で起こっている出来事に魅入られ、我を忘れているからです。



また舞台上で唯一無二の舞いと輪郭を見せているその人も、

自分が輝いて他者を魅入らせるような影響を与えている事実に気づくことはできませ
ん

気づくための自我意識はすべて自分が仕合っている当の相手との「指先の先」に出
払っているからです。



ではこの時舞台で輝いている「輝き」とは何か。そこには「誰か」がいるのか。

輝きは「影やき」を語源とします。

影舞縁坐舞台とはこの輝きを了解し、その奥行き・彼方へ向かって道を辿り、参り、
還る舞台です。



我々が個体ではなく、物質でもなく、時間でもないとき

我々の「シルエット」「影」は唯一無二の「美と尊厳」を兼ね備える「何か」です。



              

             影舞縁坐舞台 有無の一坐  橋本久仁彦(Sw.Deva 
Premi)







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日時 5月5日水曜日13時〜17時



会場 高槻市「 南風楽天」(大阪府高槻市高槻町1-23)



参会費 5千円



主催 円坐影舞〜有無の一坐



お申込み 橋本(enzabutai @ bca.bai.ne.jp)まで。

 



昨日の円坐影舞出稽古の終わり際、一日降った雨があがり美しい夕焼けとなりまし
た。

坐衆一同夕焼けに見入り、赤く照らされた雲海がまるでもう一つの国が広がるように
見える様(さま)に

心打たれてその不思議を語り合いました。西方浄土とはこのような景色、面影に重
なって偲ばれてきたのか・・。



まさにその時、遠方に住む友からメールの着信がありました。

一年にわたる入院を経て今も心身低調で彼の本分である詩作もまったく途絶えていま
したが、

夕焼けに照らされた我々の心を照らすもう一つの夕陽のように彼の言葉が訪れたので
す。

良き友の帰還を喜び以下にシェアさせて頂きます。



  

『 声 』



何を伝えよう

いま この時に



何と伝えよう

いま 一度きり



あなたの声が

遠く聞こえて







『 消息 』



用もない

何でもない電話が

うれしい



今日は

一日、雨に

振り込められた



また手紙を書こう





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