[SIJ: 22905] 奈良五條 天誅円坐 〜 関西に嵐を呼ぶ! 暴走貴族カミの魂寄せ縁坐舞台 ご案内

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2023年 4月 14日 (金) 21:23:29 JST


皆様。

 

 昨年開催した「釧路霧のものがたり円坐」と大阪高槻での「除夜の円坐」に

坐ってくださった北海道在住の男性とのご縁から今回の

「奈良五條天誅円坐~関西に嵐を呼ぶ!暴走貴族カミの魂寄せ縁坐舞台」

の構想が生まれました。

 

円坐には、寿命や不治の病によって余生の時間を自覚せざるを得ない方々が坐りに来られます。

コロナ禍の中での円坐でも、

 

「不要不急ではない」

「日常や仕事だけではだんだん人間が嫌いになってしまう」

「これが人間だったな、ということを確認するために円坐に来ている」

 

などのお声を伺っています。

 

有無ノ一坐はその事実をとても大切なことと考え、彼らが坐りたいと思ってくださる

「円坐舞台の質」「守人の在り方」について日夜議論考察と稽古を続けています。

 

ある男性が、大きな手術の前に円坐に来られ、

 

「死ぬことは怖くはないんだ。死の瞬間は自分の人生の最高点であると思っているから」

 

とおっしゃいました。

僕は、円坐舞台においてその方から影響を受けてきました。

人の死は下降線の終着駅ではなく、精神の本番の始まりなんだということを教わったのです。

 

有無ノ一坐の橋本悠がかつて言ったように「死は目指すべき筋合いのもの」で

我々は死と言う「人生で目指すべき筋合いのもの」に向かって真正面から前進していきます。

 

別の女性の方は、帰還できる可能性の低い大手術の直前に円坐に坐られ

 

「終わったら、また四国円坐街道に行きましょう。

私のふるさとである長崎円坐街道も楽しみですね」

 

と穏やかに微笑みながら語られました。

その方の言葉の響きは円坐の空間を透明に晴れ渡らせ、

共に坐る我々の精神の背骨をまっすぐにします。

 

僕は数多の円坐に坐ってきましたが、

彼らのような方々に巡り合えた円坐は、

時間によっては滅びない「空間の質感」を備えるように思います。

 

人間は、滅びないのだな、と思うのです。

 

先程の北海道の男性とも、

彼が入院が避けられない診断を受けた時に円坐について熱く語り合い

それが元になって「奈良五條天誅円坐」の構想を得たのでした。

 

時間の限られた生身の身体一つを引っ提げて円坐に坐り、

まっすぐな言葉を交わし、一途な影舞を舞うこと。

 

それは間違いなく「青春」であると思いました。

そして「青春暴走貴族」という言葉が出てきました。

 

それはこの社会が忌み嫌う「死」や「終末」に向かって

まるでそれが人生の最も高い目標であるかのように、

あるいは宇宙的なふるさとへの帰還であるかのように、

生き生きと精神のアクセルを踏み込む方々の、

凛としたその姿勢を言祝ぐために出てきた言葉です。

 

生きていることだけを価値として見る社会からは

円坐舞台で出合うこのような方々の、天を駆け往く精神の姿は、

意味の分からぬ『暴走』に見えるかもしれないなと思ったのでした。

 

僕もこの夏65歳になります。

「健康」の基準から大きく離れて往く身体状況と暮らしの中心に、

彼らのような方々との円坐舞台を恵まれること。

 

彼らと一緒に突っ走る「青春暴走貴族」のわくわくする人生の峠攻め。

そして「きくみるはなす縁坐舞台」の緑の山河を、

互いの生死の山頂からともに見晴るかす痛快な喜び。

 

滅びぬ仲間、青春暴走貴族たちの不滅の精神とともに、今日も舞台に向かいます。

 

 

青春暴走貴族 有無ノ一坐  橋本久仁彦(Sw.Deva Premi)

 

 

 

 

みなさま

 

来年1月の魂の暴走貴族カミの奈良円坐に魁、

「奈良五條 天誅円坐 〜 関西に嵐を呼ぶ! 暴走貴族カミの魂寄せ縁坐舞台」 を開催いたします。

 

奈良の五條は明治維新発祥の地とも言われ、勃発した天誅組の変は約40日で終わりますが、

幕末の時代の人々の意識を大きく変えました。

 

先日の萩のお彼岸円坐でふれた、萩人の中に今も生きる吉田松陰ら後の幕末の志士たちにも多大な影響を与え、

天誅組の変のあと薩長は、戊辰戦争を起こし明治維新を成し遂げその後の時代の突破口を切り拓いていきます。

 

時代を切り拓き歴史を変える出来事は、人生を切り拓いていく事とまったく同じで、

どちらも永遠に生きる機会を与えてくれます。

 

わたし達青春暴走貴族は、幕末同様、終末時代の維新です。

 

いつかではなく、いままさにその時です。

残りの人生の春の到来は青春そのものです。

わたし達はシルバー青春暴走貴族と呼びます。

 

面白きこともなき世に、気圧の谷を作り嵐を呼び起こしながら、

面白く最期まで青春を暴走しましょう。

 

 

有無ノ一坐 松岡弘子

 

 

< 奈良五條 天誅円坐 〜 関西に嵐を呼ぶ! 暴走貴族カミの魂寄せ縁坐舞台 >

 

日程:2023年5月17日(水)〜18日(木)

集合:JR奈良駅 10時集合

解散:JR奈良駅 17時解散

会費:25,000円(宿泊費2,000円や食費は実費負担)

守人:有無ノ一坐 橋本久仁彦 松岡弘子

申込:soumon.enza @ gmail.com 松岡

宿泊:ゲストハウス おとたま(奈良県五條市今井4丁目)

予告:2024年1月7日〜8日 魂の暴走貴族カミの奈良円坐 開催です!

 

 

 



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