[SIJ: 20796] タイ・バンコク まろうど円坐影舞 ご案内
premi
ptproduce @ bca.bai.ne.jp
2020年 6月 30日 (火) 15:51:21 JST
皆様へ。
大阪は強風を伴う雨で、風が音を鳴らして吹き渡っています。
今日は、今年で3年連続となりますタイ・バンコクでの「まろうど円坐影舞」をご案内いたします。
先日の石切「円坐の生と死」のクラスで、守人をなさった男性が、
「今までたくさんのグループに坐ってきたが、思えばいつも自分の求めていたテーマは“自由”ということだった」
と述懐されたのをお聞きし、僕も、「生死と自由」ということにこだわってきたなあと思いを新たにしました。
タイとは自由ということ。
会場となる「まろうど」は、遠方からの大切な客人のことであり、お客様をお迎えする「場所」のこと。
僕は生涯 「人間の場所」 を訪ね求めて生きてきました。
「エンカウンターグループ」「ミニカウンセリング」「教えない授業」「未二観」「円坐」「縁坐舞台」と、
名乗りの変遷が歩んだ道のりと景色を示しています。
僕の人生で最後に名乗る場所の名乗りは、「彼岸」です。
「まろうど」には、彼岸の香りがあると思います。
「タイ」という言葉に込められた「自由」の意味合いにも、彼岸の味わいがもちろんあります。
タイがアジア随一の仏教国でもあるからでしょうか。
「彼岸」という言葉に、僕は懐かしい、しみじみとした感じを覚えます。
我々日本人にとっては、「自由」という翻訳語よりも、「彼岸」の方がより身についた味わいを表現できるように思います。
円坐における彼岸。影舞という彼岸。彼岸未二観。
縁坐舞台は此岸の客席に坐す彼岸舞台。人々が還って往くふるさと。
これからもこの道を味わい、辿り、言葉として、舞いとして、そして自分の 「円坐の坐り」 として、
あらわにし、あらわになって、名のり名乗られ、皆様と共々に参りたく思います。
「わたしとあなたは古くからの知り合い。山河雲水、何にさえぎられても、わたしとあなたが隔てられることはない」
タイ まろうど円坐影舞 守人 橋本久仁彦(Sw.Deva Premi)
タイไทยは灼熱の太陽の地…「自由」という名のつく国です。
首都バンコクは、タイ語でクルンテープกรุงเทพ…「天使の都」。
2020年秋、一軒家「まろうど」で ご一緒に過ごしませんか。
マンゴーやジャックフルーツ、シルクジャスミンの樹が皆様をお待ちしています。
2020年の「まろうど円坐・影舞」は 、<体験コース>と<合宿コース> の2部構成です。両方とも通しで参加されることも可能です。
<1> 体験コース
形 式 通い
日 時 2020年11月14日・15日(土・日)
両日とも 13時〜17時
場 所 Marodo まろうど
定 員 10名
参加費 12,000円(約4,000バーツ)
<2> 合宿コース
形 式 合宿(宿泊先のある方は通いも可)
日 時 2020年11月19日(木)13時集合
11月22日(日)15時解散
全3泊4日
場 所 Marodo まろうど
定 員 10名
参加費 6万円:2万バーツ(往復交通費・宿泊費・夕食代は含まれません)
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昨年の参加者から感想をいただきました。
●体験コース参加者Yさん(タイ在住:日本人女性)
守人の橋本久仁彦さんは、これまでの人生で出会ったことがないような人だった。柔らかさと鋭さ。そして全てを受けとめるようなあたたかさ。橋本さんが静かに紡ぐ言葉に、何度もハッとさせられた。一つ一つの言葉に重みがあって、魂が宿っているかのようだった。陰舞では相手の指先に五感を研ぎ澄ませて集中し、その指先の動きをただただ追う。初めての蔭舞は、その日初めてお会いしたぺけさんと、あっという間で何がなんだか、これで合ってたの?…なんかすごい。。観る側にまわると、陰舞はそれ自体が生き物のようで美しく、まるで一つの物語のよう。 これだけ集中し、委ねる、ということが他にあるだろうか。そこに生まれるエネルギーや時空のようなものには、計り知れない何かを生み出す力があるのかもしれない。母が亡くなってもうすぐ一年の頃だったが、母に捧げる陰舞を舞って下さった舞い手の方を通じて、私はそこで確かに母を感じていた。強烈な体験だった。円坐・陰舞が何なのか、もっと知りたいしもっと体験したいので、きっとまた参加する。(「陰」舞:寄稿文のまま)
●合宿コース参加者Hさん(日本在住:日本人男性)
影舞はいつも指先だけに集中してできるだけ何も考えないようにしているのですが、あのワットアルン(*)でやった影舞では指の隙間から覗いたワットアルンと空の青さがやけに心に沁みて今もずっと残っています。ちゃこが在住しているおかげで、バスや電車に乗ったり地元の人しか行かないようなレストラン食堂で美味しい料理を食べたり、一般の観光客が外側から見るのとは違うローカルの人たちの生活が内側から感じられるのが一つの醍醐味だと思います(*ワットアルン:バンコクのチャオプラヤー川沿いにあるお寺。日本名「暁の寺」)
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◆以下は、2019年「まろうど円坐・影舞」主催者の備忘録です。
よろしければご一読ください。
<その1> ミニカン <https://www.facebook.com/chako.nkym/posts/3070649479617127> https://www.facebook.com/chako.nkym/posts/3070649479617127
<その2> 円坐 <https://www.facebook.com/chako.nkym/posts/3071759016172840> https://www.facebook.com/chako.nkym/posts/3071759016172840
<その3> 影舞https:// <http://www.facebook.com/> www.facebook.com/chako.nkym/posts/3091244730890935?__tn__=K-R
◆「Marodoまろうど」について <https://www.facebook.com/marodo555/> https://www.facebook.com/marodo555/
タイの民家をそのまま活用した、宿泊もできる小さなコミュニティサロンとして2017年5月オープン。日本の古語「客人=まれびと」が転じて「まろうど」。日本では古代から、遠方より来訪する客を異国の地からあらたな文化や技術・知識をもたらす尊い存在として、神と同じ作法で歓待する習俗があります。これにちなんで、在住者と旅人との有機的な交流をイメージしながら「まろうど」と名付けました。
■円坐・影舞 守人:橋本久仁彦さん(通称くにちゃん)
■お申し込み・問合先:中山久子(ちゃこ)email address ; <mailto:chakoitabokochan @ gmail.com> chakoitabokochan @ gmail.com
<申込時に必要な情報>
0.体験コース・合宿コースどちらへの参加か(もしくは両方通しで参加か)お知らせください。
1.お名前(漢字・ふりがな・パスポートと同じローマ字表記)
2.連絡先(日常的に利用している媒体のIDをお知らせください。Email/LINE/Facebook/Instagram)
3.円坐・影舞の経験の有無
4.お申し込みの動機
※ お申し込みの方には、渡航のための詳細情報とご案内を別途お送りします。
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<円坐とは>
円坐守人の呼び掛けの言葉に呼応して、定められた場所と刻限に寄り合った坐衆(参加者)が、ただ円に坐り、成り行き(道往き)を共にすることです。円坐には、あらかじめ決まった目的や話すテーマ、展開など意図して構成されたものがありません。集った人と円になって座り、心に浮かんだことを話したくなれば話し、話したくなければ沈黙し、思いのままに過ごします。
<影舞とは>
影舞は、誰にでもすぐできる舞の形です。形としては、二人の人物が向かいあって指と指をそっと、まるで生きている蝶の羽を互いにはさんでいるかのように離れるでもなく圧し潰すのでもない非常に繊細な接触で合わせ、おのずと動き始めるところにただひたすら真剣に身を委ねるものです。能の成り立ちに親近性を感じるものです。
<橋本久仁彦さん(くにちゃん)のプロフィール>
1958年大阪市生まれ。大学卒業後は高校教師となり、アメリカの心理学者カール・ロジャーズが提唱したパーソン・センタード・アプローチに基づく「教えない授業」を10年間実践。その後アメリカやインドを遊学。
1990年より龍谷大学学生相談室カウンセラー。様々な非構成的エンカウンターグループを行う。
2001年12月に龍谷大学を退職、プレイバックシアタープロデュースを立ち上げ、プレイバックシアター、エンカウンターグループ(円坐)、サイコドラマ、ファミリー・コンステレーション、コンテンポラリーダンスなど、フィールド(舞台)に生じる磁場を用いた欧米のアプローチの研究と実践を積み重ねた活動を10年おこなう。
現在は、日本人の存在感覚に根差した口承即興舞台「きくみるはなす縁坐舞台」の一座 「影舞山月記(鬼)」の座長。高野山大学スピリチュアルケアコース講師。
<主催者:中山久子> 1971年兵庫県生まれ。1994〜2009年東京YWCA勤務。2009年より夫の転職を機にタイ:バンコク移住。2011年より6年間バンコク病院勤務。2017年5月にMarodoまろうど(コミュニティサロン&ゲストハウス) <https://www.facebook.com/marodo555/%E3%82%AA%E3%83%BC%E3%83%97%E3%83%B3> https://www.facebook.com/marodo555/オープン。2018年から「まろうど円坐・影舞」主催。
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