[SIJ: 21238] 二月の円坐影舞有無の一坐道行ご案内
premi
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2021年 2月 15日 (月) 18:22:18 JST
皆様へ。
令和3年2月の円坐影舞有無の一坐道行ぶりとご案内です。
11日の建国記念日は有無の一坐出稽古ドサ廻りで近江(淡海)の国滋賀へ。
近江神宮では歌留多取りの会場で札を鋭く弾き飛ばす若武者振りを愛で、
友のふる里豊郷の地に生家と母上のたたずまいを見、ご出身の古き小学校を親しく歩かせていただきました。
安土ではかつて安土経済人塾で真剣な縁坐舞台を敢行した際の塾長Tさんに再会し、
海鮮チゲの振る舞いに名残りを惜しみました。
船で渡った沖島の神楽舞台から見下ろす湖面に辞儀して影舞の儀、
夜は高島の薪ストーブ上等一人手作り建築民宿でご主人の面授と御馳走を得、帰阪は深夜2時。
昨日14日は友の水先案内で再び淡海(おうみ)琵琶湖へ有無の出稽古。
山の中腹に威容を示す太郎坊宮に参り、ふもとの田園地帯に新築成った生命体的名物建築デザインの合気道道場「湖月庵」にて
道場主Fさんの「命掛け」にふれ、御礼弥栄のこけら落とし影舞儀。
日暮れには長浜の黒壁商店街を賑やかし、たそがれの湖畔にて水影舞の一日仕舞い。
明日16日火曜日は17時より昭和純喫茶リエ開店そのまま影舞山月記(鬼)クラス。初客歓迎。
あさって17日は高槻の保育園5歳児クラス「山組さん」で今年度最終回のきくみるはなす縁坐舞台。
「僕こどもは嫌いやで」と言う橋本悠が加わり有無の一坐が揃います。
18日木曜日、生駒石切亭にて開催の「きさらぎ相聞茶堂」は、
昨年石切守人クラスに単身乗り込んで来られ、高槻市に来いと場所を開いていただき、
有無の一坐による高槻円坐影舞相聞茶堂成立の、有無を言わさぬありがたき大号令のKさんが、
肺がん再発2度目の大手術の直前に「ぜひゆく」とおいでくださる「有無の一坐」の相聞茶堂となりました。
彼女のふるさと長崎への出稽古に、
必ず参らせていただく約束の、
我ら一坐の小さき円坐、
はかなき影身ではありながら、
彼岸此岸の川面の浪間に、
一生懸けの命の影を、
ご一緒たまわる石切亭の、
円坐の床の様(さま)の模様に映し合い、
どこまでもいつまでも、同道道連れて参ります。
23日天皇誕生日は、福井県は武生の浄土真宗長慶寺へ有無の一坐の出稽古参りドサ廻り。
念仏成仏これ真宗。
てにをはまで言の葉辿りの未二観辿者(てんじゃ)は他者のことばの影を念ずる影舞衆なり。
我らのことばは仏の影向と聞き及ぶ。
ならばてにをは辿りは仏語辿りの影念仏なり。
よって影舞念仏衆、未二観念仏衆とは申すなり。
25日は池田市の森の幼稚園にお招きいただいて「西田幾多郎を語る・絶対矛盾の自己同一講義円坐」
散る桜 残る桜も 散る桜 散らねば咲かず 花もなし 死なねば生きず 我れもなし
27日は愛知県幡豆の地にて円影未二の舞台。
来月3月6日土曜日は名古屋プレイバックシアターの皆さんとともにオンラインにて下記の集いを行います。
対話"と"傾聴"で時空間を超える ~プレイバックシアター研究会&cdfカレッジ~
<https://www.facebook.com/events/842116826338914/?__cft__%5b0%5d=AZW6yksU0jKFCVmtLSllY1kGoINlQbv-N6MPnXYY7jpfCLUR4mv6dywiQXfOr_u_8W5n4-dI9rm4rLRbGsTAkMfu3V__pY3hEUC_vh5daL0IIZfIhR2riFz5aS6R5QqaBTg&__tn__=-UK-R>
<https://www.facebook.com/events/842116826338914/?__cft__%5b0%5d=AZW6yksU0jKFCVmtLSllY1kGoINlQbv-N6MPnXYY7jpfCLUR4mv6dywiQXfOr_u_8W5n4-dI9rm4rLRbGsTAkMfu3V__pY3hEUC_vh5daL0IIZfIhR2riFz5aS6R5QqaBTg&__tn__=-UK-R> https://www.facebook.com/events/842116826338914/?notif_id=1612774184961955¬if_t=plan_admin_added&ref=notif
では最後にきさらぎ相聞茶堂と幡豆円影未二の舞台のご案内文を置かせていただきます。橋本久仁彦(Sw.Deva Premi)
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2月の相聞茶堂をご案内いたします。
先日親戚から、一人暮らしの叔父が家で倒れて骨折し、
入院先からようやく退院したとの連絡をもらって久しぶりに訪ねました。
この機会に老人ホームに入ることになったのだが、施設はコロナ感染予防のため面会は難しく、もう二度と会えないかもしれないからというのが連絡の理由です。
いつも明るくて気さくな叔父のことが、僕は小さなころから好きでした。
四年前に亡くなった母から、弟であるこの叔父と空襲で燃え上がる大阪の町を逃げ惑ったと聞いています。
途中燃えている八百屋さんの前で小学生だったふたりは立ち止まります。
燃えているお店の中にくすぶっているトウモロコシが見えたからです。
叔父は火の粉を払って店の中に飛び込み、焦げたトウモロコシを手にして出てきました。
ふたりで食べようと口に入れたけれど、ほとんど焼け焦げていて食べられなかったそうです。
平和な時代に育った僕ですが、二人が食べようとしたトウモロコシの焦げたまずい味がなぜか想像でき、この話を母から聞くたびに口がじゃりじゃりするのでした。
相聞茶堂では、もう会えぬ懐かしい方々とご一緒します。
そしてもうこれきり会えぬことを予感せざるを得ない方ともご一緒します。
一緒にいるというこの感覚には彼岸此岸の区別はないと思います。
相聞影舞の指先には不可視の広い空間が広がり、
彼我の別なく人々が集う相聞茶堂が立ち上がっています。
橋本久仁彦
みなさま
こんにちは。
立春を越え春の彼岸頃までは、
春の陽気に羽織っていた服を脱ぐと、
また肌寒くなって衣を着ることもあり、
二月の和名きさらぎは、如月とも衣更着とも書いたりするそうです。
冬から春への季節、
生駒山の麓、石切橋本亭にて、
相聞茶堂を開催させていただきます。
息子が生まれて我が家は五人家族になりました。
義父母、母や、犬も乗ることもあり、いよいよ手狭になり、
赤い乗用車から白いオデッセイになって、年々走行距離も伸び、
最近では彼岸タクシーになったり、関ケ原の古戦場を駆け抜けたり、有無の一坐の出稽古や、地方へのドサマワリの足となって、
日本各地を駆け巡っておりました。
おかげさまで、先月、
淡路の夕刻の海岸の縁坐舞台で、
有無の一坐に見守られて、最期を迎えることになりました。
我々の思い出や魂とともに、
今も白いオデッセイは大空と海の間を、
そしてこの地平線を走り続けています。
深謝申し上げます。
このたびご縁があって、
今度は黒のオデッセイとめぐり逢いました。
木更津で暮らす弟も、
年式や色が同じオデッセイに乗っています。
性格や外見や生き方は、似ても似つかないのですが、
でも不思議なことに、なぜかいつもどこかで通じ合っていて、
このふたりがきょうだいであることの不思議も感じています。
オデッセイで、千葉まで走って、会いに行く日も、すぐです。
納車の日は、山の端に大きなまあるい白い月が出ていました。
さて、今月の相聞茶堂は、
先月に引き続きまして石切橋本亭にて開催させていただきます。
如月相聞茶堂の朝は新オデッセイでご近所の川浪さんをお迎えにあがり、
安岡寺のお宅から淀川大橋を渡って南下し、中央大通りを左手にまがり、
生駒山を正面にし、石切神社のすぐそばを通って石切橋本亭へ参ります。
それでは、石切相聞茶堂にて、
橋本一家の皆様と共に、ご縁をお待ちしております。
松岡弘子
<< きさらぎ 相聞茶堂 開催要項 >>
◇ 開催日時:2月18日(木) 10〜17時
◇ 茶堂場所:東大阪市にあります『石切 橋本亭』
◇ 円坐守人:橋本久仁彦 松岡弘子 橋本悠
◇ 内容:未二観・影舞・円坐・きくみるはなす縁坐舞台
◇ 会費:一万円
◇ 募集:数名
◇ 申込:soumon.enza @ gmail.com 松岡
◇ ご挨拶:
相聞茶堂は、令和二年七月から三カ月間『浦堂 きらら』で、九月からは『高槻町 うらら』の古民家へ移り開催して参りました。
令和三年一月より『石切 橋本亭』にて開催いたしております。
「相聞」とは、カウンセリングやコーチング、セラピーではありません。
知識による人から人への受け渡し教育でもありません。
誰もが乞い乞われる万葉の相聞歌のような、魂の呼応です。
「茶堂」とは、日本の喫茶店のルーツです。
四国の各地の村境にある小屋のことで、
生活をする中で世代を問わず語り合ったり旅人をお接待する憩いの場であったり、
四国の各所には数多く残っています。
その「茶堂」を場所としてそこから呼び覚まされる生活の言葉、智慧による願われた言葉が、
我々に生まれる瞬間、生活に深く根ざした、思議することあるべからず世界へと道がひらける、
そんな、ちいさなわたしを通じて、世界の歴史全体を包み込むような空間がこの世にひとつ、あればいいなあとおもいます。
歴史を越える心にふれるには、人に会うことでしか始まらないと思います。
人の語る言葉をそのまま聞くということが、たとえ発語がなくとも、聞こえてくる言葉をそのまま聞くということがほとんど無くなりつつある現代だからこそ
語りの言葉には他者への敬意と土地への誇りも、同時に、不可欠だと痛感しています。
わたしたちはこれまで長い歴史の中でいのちの事を生命とは呼ばず、寿命と呼んで参りました。
寿というものをいただいて、命そのまま生きているわけですが、現代は個人の生命を私有化してしまい、大変苦しんでいます。
寿命とは一体なんだろうかと思うのです。
生活に根ざした、向こうからの呼び声のような、魂の言葉のような、寿命とはそんな願いのような気がしてなりません。
そこで「相聞茶堂」という見えない小屋の棟を上げ、その土地の舞台となり、皆様と共に、この現代でいうお接待の形を試みてみたいと思います。
同時に、この願いというものは、いつの世にも願われてきた「呼び声」でもある、という気がしています。
では、どうぞ宜しくお願い申し上げます。
松岡弘子
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円坐家族橋本一家がやってくる!
幡豆の影舞未二観円坐のご案内とお知らせ。
私が日頃お世話になっています愛知県の海辺の町、西尾市幡豆町に、
円坐家族橋本一家(有無の一坐)から橋本さんと仁美さんをお招きします。
★ 2021年2月27日(土) 10:30~17:00 幡豆町内
(場所の詳細は後程お知らせいたします。)
影舞、未二観、円坐 守人 橋本久仁彦さん
参加費12000円
★2021年2月28日(日) 10:30~15:30 幡豆町内 もりのようちえん
円坐、未二観、影舞
かぜのこお母さんとスタッフ円坐、影舞 守人 橋本仁美さん
※こちらは今回は関係者のみの場となります。
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昨年の4月から幡豆でパン作りと、もりのようちえんの給食作りをしています。
愛知子どもの国の休憩所に私の小さな工房があって、
そこでお母さんのお話を聞かせていただくことがあります。
お子様との関係、旦那様との関係、ご自身のお母様との関係。
自分の楽しみ方がわからない。やりたいことがわからない。という不安と孤独。
等々様々な悩みを抱えながら、誰にもわからない、どう表現したらよいかわからない。
とますます孤独に向かっているような様子を見ていて、 生活に円坐や未二観影舞という、
ただ、聞く、という場があったらいいなぁと思っていました。
他の人の話やお子さんの話をきく、ということには、皆さん興味があったり、勉強したりしているのに、自分の声は聞こえていないんだなと思う。
言葉にすることもできなかったり、やっと言葉にすることができても、自分の言葉を聞いてあげていなかったりする。
聞く、ということがどれだけ難しいか、というか…
私はと言うと、やっと自分がとことん聞けていないんだな、
ということを知ることができました。
橋本さんは、自分は最低でいい、とよく仰っていて。
それなのに、行く先々で出会う方皆さんのことが、素晴らしくみえて、眩しくみえて、
最低でいいなんて嘘じゃん!て。
私は場違いだ…居ちゃいけないんだ。って思って何度か逃げ出しています。
そしてやっと、自分は最低でいい、という橋本さんの言葉を、私はそのまま聞けていなかった、
ということがわかったときに、 お前、自信がないとか言って、自分最低じゃダメなんじゃん、
て思って、 そしたら今、なんだか最低で良くなっています。
こうしたご案内を書くこと、主催、事務局というお仕事も、
できない…ダメだ…気が回らないし…他の人がした方が…と面倒なことを考えていたけれど、私そのままでいいんだって思えていて、今までは、頂いた言葉を辿る間もなく横に置いては、自分の感情を先走らせていたけれど 自分の揺らぐ気持ちはさて置き、言葉をそのまま、聞き辿ろう。とようやく、聞くこと、辿ることに向かえるような気がしています。
違和感をそのままにいる。ということはそういうことかなと。
学びや成長、ではなくて、言葉をそのまま聞き、辿ること、事柄が明らかになって、諦める、ということが、何だかスッキリと見えています。
先日の1月の場について、橋本さんから、ピュアな場、というお言葉をいただいて、まるで全てがひとつとして映り込むような時間と言葉。
参加して下さった方の涙や影舞を、再び思い出しています。
全てがひとつになる。 あなたの言葉は私の言葉になり、あなたの願いは私の願いとなる。
そこでは、探したり考えたりする時間は必要ないんだな、って。
そして私は今、ただ、好き、という気持ちに従ってご案内させていただきたいと思います。
ご連絡お待ちしています。
★お申し込みは facebook吉見良子messengerまたは、ocha3393 @ gmail.comまで よしみん
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