[SIJ: 21267] 円坐影舞有無の一坐3月の道行とご案内

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2021年 2月 28日 (日) 14:45:33 JST


皆様へ。

 

有無の一坐・円坐家族橋本一家の出稽古旅、何が起こるか分からないドサ廻りの日々は、

時間が過ぎ去るのがとても早く感じられます。

皆様にはいかがお過ごしでしょうか。

方々のご厚誼ご配慮に支えられて一坐家族皆元気にその日暮らしをして居ります。

余生の備忘録も兼ねて我ら一坐の今月の道行を記します。





お目通りかないますご縁の折にはどうぞご連絡くださいませ。





 有無の一坐・円坐家族橋本一家 坐長・家長  橋本久仁彦(Sw.Deva Premi)





 

①3日水曜日は三重県津へ有無の出稽古。





②4日木曜日は大阪十三シアターセブン劇場稽古。





③6日土曜日は名古屋で「対話と傾聴で時空間を超える」。





④9日火曜日は第7期影舞山月記(鬼)最終回。

橋本悠がマスターを務めます「純喫茶リエ」は17時開店18時半まで。

クラスは18時半開始、20時30分に再び「喫茶リエ」を開店し踊り場営業30分のカフェタイム。

21時から再び稽古22時15分終了とします。

いつも夜遅くまで稽古に余念のない山月記(鬼)影舞衆の皆さまに深謝いたします。

23日火曜日からは第8期きくみるはなす縁坐舞台影舞山月記(鬼)が始まります。





⑤10日水曜日は京都・縁切り神社円坐。





⑥14日日曜日は、火垂るの墓 円坐影舞「御影道中」。

 参加要項と案内文は下段をご覧ください。





⑦18日木曜日は、生駒石切道場にて有無の一坐の地場舞台「弥生相聞茶堂」。ご案内下段に有。





⑧19日金曜日から21日日曜日は南三陸志津川へ出稽古。

主催者へのお問合せは以下へ。

https://www.facebook.com/events/724008191619714/?acontext=%7B%22ref%22%3A%2252%22%2C%22action_history%22%3A%22[%7B%5C%22surface%5C%22%3A%5C%22share_link%5C%22%2C%5C%22mechanism%5C%22%3A%5C%22share_link%5C%22%2C%5C%22extra_data%5C%22%3A%7B%5C%22invite_link_id%5C%22%3A418768429196451%7D%7D]%22%7D





⑨24日水曜日は有無の一坐による渾身の円坐舞台を一指し。その名も、





「2021春 彼此辺境(おちこちあたりやさかい)円坐 @京都 柳谷観音 阿弥陀堂 ~ 乙訓竹林彼岸円坐」。





★下段に掲載いたしました彼此辺境円坐のご案内文に添えて、本年度の関ヶ原古戦場円坐第一報があります。

各地の円坐武将方々御周知よろしくお願いいたします。





★★4月3日より生駒石切道場にて始動いたします円坐舞台守人十三番稽古に参入された方は、関ヶ原古戦場円坐の参加費を半額とし、

円坐守人のいわば「天下一武道会」たる関ヶ原古戦場円坐への参戦を奨励慶賀させていただきます。





⑩28日は豊中市にお招きいただいて「きょうかしょのきょうかしょ~たいいくのじかん」

https://baobab-karada.com/?fbclid=IwAR0fadidFMwgaILBLDNzO19ReAeaHhD4Qg0lU-AZcYrwNhjr_6j93uKIs2A





⑪31日水曜日と4月1日は福井・一滴文庫車椅子劇場へ出稽古。





                        以上。





では以下に一坐の心境を示すご案内の言葉と連絡先を置かせていただきます。

よろしければどうぞご覧くださいませ。

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円坐影舞有無の一坐 火垂るの墓 円坐影舞「御影道中」に添えて。





先日2月23日火曜日は、福井・越前への出稽古に行って参りました。





これから毎年2月23日の天皇誕生日には、円坐影舞有無の一坐は、越前の国 浄土真宗 円鏡山長慶寺へ、

ご住職か僕のどちらかの命尽きるまで、円坐影舞奉納出稽古に参らせていただく運びとなりました。





老いの道に尋ね入りつつある我が身のこのたびの人生の道行ですが、ひとつ、仏道の恩師との出遇いがありました。

いわゆる「宗教」など蜃気楼のごとくなのになぜ人類は宗教にこだわるのだろう、と若い頃は思っていましたが、

今はこの冬の寒さにかじかむ老いた両の手の指先まですべて本当の『宗教』でできているということを了解しています。

「なぜ蜃気楼みたいなものにこだわるのだ」と思っていた僕自身が蜃気楼そのものでした。





これ以上面白く、我を忘れる劇的舞台的どんでん返しは「この世」にはありません。

なぜなら「絶対確実なこの世の自分自身」がひっくり返るからですね。





これが僕がこのたび辿らざるを得なかった「きくみるはなす縁坐舞台」という仕事の最終的な内容になります。

これを円坐、影舞、未二観という三つの具体的な様式・姿かたちとし、有無の一坐に伝え、遺します。









他者の言葉を辿ること。

影舞の指の「先の先」。

未二観の目に見えず触れることもできない「十五分間」という無。





これらが実在です。





私が人の話を聞く。

私が影舞をする。

私が思う。ゆえに私がある。





これらが蜃気楼です。









めでたく生死を越え、

革(あらた)めてこの世の知遇を得、

ご縁の一坐となって、

変わらぬ一筋の照らしの道をともにする余生名残りの道中は、

このたびの人生で出遇い、

この道の上で仕合い、

ただ命の限り「人間臭さ」を生きるしかない我ら円坐影舞衆の、

彼此を超え往く楽しい出稽古三昧です。

お陰様で良い旅路になりました。

ありがとうございます。





                 合掌。









   散りぬべき 時知りてこそ 世の中の





           花も花なれ 人も人なれ













    天高く  

  

     雲湧く隙も

    

       なかりけり









            円坐影舞有無の一坐 一同。










みなさま





立春を迎え冬から春へ。

寒暖をいきつもどりつ季節は移り変わっています。





一昨日はピッコロ保育園五歳児やまぐみクラスの、

きくみるはなす縁坐舞台、今年度の最終回でした。





きくみるはなす縁坐舞台は、円坐から始まります。

阿波杉の椅子の形をした積み木『てるぺん』がまわってくると、

まずご挨拶をし、名を名乗り、今朝何を食べてきたかを言って、

宜しくお願いしますと一礼し、隣りに順にてるぺんを渡します。





最終回は、

全員そろった十数名のやまぐみさんに、

担任や加配の保育士さんや実習生さん、

そして有無の一坐の顔ぶれも坐ります。





いつもは「しずかになるまで、言わへん」と言って、

たっぷり間合いをとる子も今日はすっと出番を終え、

てるぺんは順に半時計まわりに円坐の内側をまわり、

まるで、歌舞伎の廻り舞台の奈落のように最終回は・・

予想や予定を遙かに越えたやりとりが次々彼方此方で起き、

じっと成り行きを観ていると向こうからも見られ始めます。

こうなってくると、予め考えてきた筋書きは通用しません。





全体が、ひとつの生き物のように動き始めて、

子どもも大人も輪郭がはっきりした姿を見せ始め、

見えない柔らかな大きなからだに乗って運ばれて参ります。





閉ざされた五感の捉える視界からくるりと大海原に漕ぎ出でた舟は、

行先を空と海の間のかなたへ向かって大きく旋回しながら進みます。





45分にもおよぶ円坐のあとは、

やまぐみ全体に贈る影舞舞台を、置かせていただきました。





先人たちが魂を込めて歌った珠曲を全身全霊で歌い上げた、

T字路sの讃歌「夕暮れ」と薬師丸ひろこ「仰げば尊し」の、

十分間ほどの有無の一坐のきくみるはなす縁坐舞台でした。





今度は、やまぐみさんのさいごの晴れ舞台です。





担任のみわさんに名前を呼ばれ、舞台にあがり、

恩師とお辞儀を交わします。





ここまでくるともらい泣きすら因果関係では成立しません。

言葉になってくる以前に、既に、同時に、起こっています。

不思議なことかもしれませんが、閉ざされた五感感覚では、

認知できないことのようになっているようです。





ラスト二本の有志によるやまぐみ影舞の舞台は見事でした。

最後はふたたび円坐になって名残りとともに終わりました。





新年度早々、緊急事態宣言の影響で出足しが遅れましたが、

おかげ様で今年度も千穐楽の幟を掲げることができました。

誠に深謝申し上げます。









来月の3月14日(日)

神戸の御影におきまして開催いたします、

火垂るの墓 円坐影舞「御影道中」のご案内です。









「昭和20年9月21日夜、僕は死んだ」









このシーンから始まる、火垂るの墓。





八月十五日になると、

テレビでは必ずと言っていいほど、

放映されていた、アニメ映画です。





14歳の清太は、

国鉄三ノ宮駅構内の行き交う群衆の中、

柱にもたれかかり、

力尽き、ひっそりと息をひきとります。





駅員は、少年の遺体を片付けるために、

少年の持ってたドロップ缶を投げ捨てると、

中から、4歳の妹節子の骨の欠片が飛び散って、

二匹の蛍となり、節子と清太の姿があらはれます。





火垂るの墓の映像やシーンは、

どうしてこんなにも心に焼き付くのでしょう。





昨秋、尼崎道中を影舞いました有無の一坐は、

今春、さらに西へ、神戸は御影へと参ります。





このたびのご縁、

心よりお待ちしております。





松岡弘子









< 火垂るの墓 円坐影舞「御影道中」開催要項 >





◆◇ 日時 令和3年3月14日 (日) 10~19時

◆◇ 場所 兵庫県 御影公会堂とその界隈

◆◇ 内容 円坐 影舞 未二観 縁坐舞台

◆◇ 会費 一万円   ◆◇ 募集 数名

◆◇ 申込 soumon.enza @ gmail.com 松岡









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みなさま





おはようございます。

弥生 相聞茶堂のご案内です。





先日の「如月 相聞茶堂」では、

遠方よりお客様をお迎えいたしました。





友人との語らいは、

話がどんどん出てきて話が尽きず、

友人のふるさとの人や町や海の風景を、

一坐で訪ね歩く日もまた楽しみです!





この日の相聞茶堂は、

梅園のある、平岡神社に出かけました。





梅の木が病気になり伐採されましたが、

今は、梅の苗木の枝に花が咲いていて、

日本水仙の可憐な花も満開で・・

春を告げる、花の香りがしていました。





梅園の片隅の白椿の大きな古木の下で、

狐面による影舞を二本続けて見ました。





その椿の木の風景は、

今もずっと我々の間に残っていて、

いつの間にか風景が宝物になっています。





仁美さんが川浪さんと並んで、

「川浪さん体操〜」と言いながら、

平岡神社で体操をしている様子も、

とても愛らしくて。。

思い出すたび懐かしい気持ちになります。 





平岡神社から戻り、

美佐子さんがご用意してくださった昼食を、

全員で食卓を囲みいただき、

悠さんの淹れてくださった食後の珈琲を、

ゆっくりといただきました。





身も心もぽっかぽかに温まる味合いでした。





午後から夕方にかけての、

円坐も珠玉の時間でした。

まことにありがとうございました m(_ _)m





さて、次回、3月18日の相聞茶堂も、

石切橋本亭にて開催させていただきます。





橋本一家の皆様とともに、

ご縁ある方のお越しをお待ちしております。





松岡弘子









<< 弥生 相聞茶堂 開催要項 >>





◇ 開催日時:3月18日(木) 10〜17時





◇ 茶堂場所:東大阪『石切 橋本亭』





◇ 円坐守人:橋本久仁彦 松岡弘子 橋本悠





◇ 内容:未二観・影舞・円坐・円坐舞台





◇ 会費:一万円





◇ 募集:数名





◇ 申込:soumon.enza @ gmail.com 松岡

◇ ご挨拶:

相聞茶堂は、令和二年七月から三カ月間『浦堂 きらら』で、

九月からは『高槻町 うらら』の古民家へ移り開催して参りました。

令和三年一月より『石切 橋本亭』にて開催いたしております。





「相聞」とは、カウンセリングやコーチング、セラピーではありません。

知識による人から人への受け渡し教育でもありません。

誰もが乞い乞われる万葉の相聞歌のような、魂の呼応です。





「茶堂」とは、日本の喫茶店のルーツです。

四国の各地の村境にある小屋のことで、

生活をする中で世代を問わず語り合ったり旅人をお接待する憩いの場であったり、

四国の各所には数多く残っています。





その「茶堂」を場所としてそこから呼び覚まされる生活の言葉、

智慧による願われた言葉が、我々に生まれる瞬間、

生活に深く根ざした、思議することあるべからず世界へと道がひらける、そんな、ちいさなわたしを通じて、

世界の歴史全体を包み込むような空間がこの世にひとつ、

あればいいなあとおもいます。





歴史を越える心にふれるには、人に会うことでしか始まらないと思います。





人の語る言葉をそのまま聞くということが、たとえ発語がなくとも、

聞こえてくる言葉をそのまま聞くということがほとんど無くなりつつある現代だからこそ

語りの言葉には他者への敬意と土地への誇りも、同時に、不可欠だと痛感しています。





わたしたちはこれまで長い歴史の中でいのちの事を生命とは呼ばず、寿命と呼んで参りました。

寿というものをいただいて、命そのまま生きているわけですが、

現代は個人の生命を私有化してしまい、大変苦しんでいます。

寿命とは一体なんだろうかと思うのです。

生活に根ざした、向こうからの呼び声のような、

魂の言葉のような、

寿命とはそんな願いのような気がしてなりません。





そこで「相聞茶堂」という見えない小屋の棟を上げ、

その土地の舞台となり、

皆様と共に、

この現代でいうお接待の形を試みてみたいと思います。





同時に、この願いというものは、

いつの世にも願われてきた「呼び声」でもある、

という気がしています。

では、どうぞ宜しくお願い申し上げます。





松岡弘子





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みなさま









春のお彼岸円坐あらため「彼此辺境円坐」

そして三度目の秋の「関ケ原古戦場円坐」

第一報のご案内です。









秋のお彼岸円坐といえば、

関ケ原古戦場を疾風の如く駆け抜け、





春のお彼岸円坐といえば、

父の墓前で影舞だったり

一面の菜の花畑だったり、

暗闇の竹林影舞だったり、

乙訓影舞八景を駆け抜けて参りました。









今年は彼此の世に分けず、

「おちこち辺りやさかい、

ひとつ仕合い、坐ります」

と云う円坐衆の方を二名、

春の彼岸明けに募ります。









円坐守人武将として、

家紋入りの旗を掲げ、

各地で円坐城を築きあげた円坐城主に、

秋の関ケ原古戦場へ参集いただきたく、

関ケ原第一報のご案内を申し上げます。





両円坐とも即定員に達するため、

参加参戦動機をお書き添えの上、

春、秋、各円坐名を明記し、

お申し込み下さい。









あらためまして宜しくお願い申し上げます。









松岡弘子









< 2021春 彼此辺境(おちこちあたりやさかい)円坐 @京都 柳谷観音 阿弥陀堂 ~ 乙訓竹林 開催要項 >





◆◇ 日時 令和三年三月二四日 9時半〜19時

◆◇ 場所 京都柳谷観音阿弥陀堂〜乙訓竹林

◆◇ 内容 円坐 影舞 未二観 縁坐舞台

◆◇ 円坐守人 橋本久仁彦 松岡弘子

◆◇ 会費 一万五千円 ◆◇ 募集 2名

◆◇ 申込 soumon.enza @ gmail.com









< 2021秋 関ケ原古戦場円坐 @岐阜県不破郡 開催要項 >





◆◇ 合戦日時 令和三年九月十九〜二十日

◆◇ 合戦場所 岐阜 不破郡 関ケ原古戦場

◆◇ 合戦内容 円坐 影舞 未二観 縁坐舞台

◆◇ 合宿場所 サウンドロッジ 伊吹

◆◇ 円坐守人 橋本久仁彦 松岡弘子

◆◇ 会費 四万円 ◆◇ 募集 15 武将

◆◇ 申込 soumon.enza @ gmail.com









  あら楽し 思いは晴るる 身は捨つる





     浮世の月に かかる雲なし

 



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